ハシナ首相、石炭火力発電所への抗議活動について言及

ハシナ首相、石炭火力発電所への抗議活動について言及

バングラデシュ国内の一部に広がる、石炭火力発電所建設を推進する政府への抗議行動に反論すべく、首相シェイク・ハシナは、「一部の人々が、石炭、また石炭ベースの発電所について、生活の損失に繋がるような賛同しがたいアイデアを有している」と述べた。

バングラデシュの発電設備の約7割は、国産天然ガスを燃料とする火力発電だ。しかし近年の国内ガス需要の増加や国内産ガスの枯渇リスク顕在化等の煽りを受けて、新規開発は進んでいない。他方、近年の高い経済成長に伴い、電力需要は伸びる一方。今後10年間は年率約10%の電力需要の増加が見込まれている。エネルギー源を多様化した電力供給は、バングラデシュ政府の焦眉の課題と言えよう。

そこで同国政府は、輸入炭を使用する石炭火力発電をベース電源として中長期的な電源開発に着手している。南東部のマタバリ超々臨界圧石炭火力発電事業などは、その象徴的な事業と言えるだろう。これにより、電力需要の急増に対処するとともに、温室効果ガスの排出を抑制し、同国における経済全体の活性化および気候変動の緩和に寄与するねらい。

「バングラデシュ国内には、奇妙な信条を持つ一部の人々がいます。私には彼らの考えが理解できません。彼らの不条理な協議のために、尊い命が不必要に失われました」ハシナ首相は先日、新たに建設されたダッカ中央刑務所の発足式において、死者4人を出した最近のチッタゴンの事件について語った。

この日ハシナ首相は、政府が発電所建設を通じてより多くの発電を行おうとするたび、環境保護の名のもとに抗議活動に及ぶデモ参加者を批判した、とUNBは報じている。

ハシナ首相は、「政府が迅速に、より多くの電力を生成することで、公共の生活に救済をもたらした」と語る。 「今、発電所の生産活動に反対する動きがあります。しかし、この電力生産は、我々の生活の向上のために必要です」

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