バングラデシュの教育について

バングラデシュの教育について

●概要

バングラデシュの教育制度は5・5・2・2~3制
義務教育期間は5歳~9歳(1学年~5学年)。
教育概要・特色: 1990年に小学校の義務教育化が法律で定められ、1992年に68の市で実験的に始められたのち、1994年には全国的に確立しました。ちなみにバングラデシュの現在の小学校の就学率は80%に達している。今もボランティア団体などが、まだ教育を受けられていない子たちを減らそうと尽力しています。
学校年度は1月に始まり、12月に終わる。公立校は2学期制をとっているが、私立校は3学期制のところもあります。
1学期:1月~4月
2学期:5月~8月
3学期:9月~12月
初等教育(Primary School:1年生~5年生)、中等教育(Secondary School:6年生~10年生)を基礎としており、いずれも毎年行われる学年末試験に合格しないと進級できません。
8年生を修了すると文科系と理科系に進路が振り分けられます。また10年生を修了した者は1回目の国家統一試験SSC(Secondary School Certificate)が受験でき、合格すると高等教育(Intermediate College)への入学資格が取得できます。ここで2年間教育を受け、修了した者は、2回目の国家統一試験HSC(Higher Secondary School Certificate)を受験でき、これに合格すると大学入学資格が取得できます。

●現地の学校段階別教育の概況

  • 就学前教育
    幼稚園などの施設は大都市のみにあり、就園の義務はありません。対象年齢は3歳~4歳。
  • 義務教育
    義務教育は小学校のみ。Food for Educationのプログラムにより全国に5年間の義務教育制度が完成しました。このプログラムは、働いている子ども1人につき12kg、2人につき16kgの米を配給し、学校に登校させるシステムで、これにより就学率は向上しました。なお、義務教育は無償です。
    授業での使用言語はベンガル語。小学校から英語で教育する私立の現地校も数校あります(ミディアムイングリッシュスクールなど)。
    出席率が75%を切ると卒業できず、病欠の場合は家族による証明が必要です。試験は4月、8月、12月の年3回。制服は学校により異なるが、ない学校が多い。クラブ活動はほとんどの学校で行われておらず、PTAという組織もありません。SMC(School Management Committe)がPTAの役割を果たすべく設置されています。学習用具以外のものを学校に持ってくることは禁止されています。
  • 義務教育以降
    学校段階・種類 中等教育(Secondary school):10歳~、6年生~10年生
    国家統一試験SSC(Secondary School Certificate):10年終了時
    高等教育(Intermediate College):2年間
    国家統一試験HSC(Higher Secondary School Certificate)
    進学状況 中学校への進学率は約50%、大学への進学率は18%程度。

●現地の学校への日本人の就学状況

日本人の就学状況……現地校に通う日本人子女は、殆どが父又は母のどちらかがバングラデシュ人です。

  1. 外国人に対しての特別な学費負担:なし
  2. 外国人の就学義務:なし
  3. 外国人に対する言語特別指導:なし。ベンガル語が必須(授業はベンガル語で実施)

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