バングラデシュ、トップ投資先国を目指して

バングラデシュ、トップ投資先国を目指して

バングラデシュの政策立案者や財界指導者は、昨日、中国やインドに続く、トップ投資先国としてのバングラデシュの可能性を改めて提示した。

AMA ムヒト財務相は、香港のザ・リッツ・カールトンホテルで開催された第四回バングラデシュ投資サミットにおける基調講演で、「バングラデシュ経済を離陸させるための必要な条件は揃いつつある」と語った。

「バングラデシュは、海外からの人材、技術、投資を吸収し、来るべき飛躍の時期に備えてきました」

バングラデシュ中銀のデータによると、バングラデシュへの海外直接投資額は、2015年7月〜2016年2月の間に前年比27.19%増の1.45億ドルに達した。

「バングラデシュのビジネス環境は近いうちに必ず向上することを保証いたします。我々は新しいアイデア、技術革新、企業に向かって、常に門戸を開いているのです」

直近6年間、バングラデシュは一貫して、GDP成長率、一人当たり所得、食糧生産、低インフレ、雇用創出、社会的流動性、女性のエンパワーメントを含む様々な社会経済指標の記録を更新してきた。

GDP成長率は平均で6.4%。一人当たり国民総所得は毎年9.7%上昇し、インフレ率は6年前のほぼ2桁の数字から、今年3月末に6.1%まで低下した。

外貨準備高は6年前の7.5億ドルから29億ドルに上昇した。1972年には1,110万トンの穀物を生産するに留まっていた耕作地は、面積自体は現在6%ほど減少したものの、今3,820万トンもの穀物生産量を誇っている。

「成長を助けているのは技術です。そして最も重要なのは、成長革新に貢献し続ける研究開発なのです」

「過去6年間のパフォーマンスを鑑み、我々は目標を設定しました。非常に野心的な目標です━━我々は、2041年の高度に発展したバングラデシュ経済を見てみたいのです。この国の歴史を振り返れば、現在の状況に到達するまでに多くの時間を費やしてきたことは明白です」

しかし、発展する都市環境や多彩な人材は、この国に、2041年までに先進国になることを夢見させる、とムヒト財務相は語る。

第6及び第7五カ年計画の実施に伴い、効果的なマクロ経済計画によって、バングラデシュは世界的な景気後退の影響を回避し、直近6年間の経済成長を維持している。

持続的な成長加速は、3次元の持続可能な開発ゴールと、国同士の開発政策上での合意によって齎される。包括的な経済成長を促進し、環境を保護し、社会的な進歩を促進する。

「私達は内需加速を最も重要性の高い課題として位置づけてきました。これはそもそも、より多くの人々を貧困から開放するため、成長輸出市場を探求し、利用するという戦略に基づいています」

下位中所得国であるバングラデシュの現在の状態を鑑みると、彼は将来この国が、切望した経済的地位に到達したとき、国内需要については忘れてしまうだろうと指摘する。

「我々は先進国の経済停滞を何度も目撃しています。彼らは、内需を増大させる根本目的を忘れているのです。我々はどうやって多くの人々を貧困から救い、国内需要を増加させていくべきなのか? お金を稼ぎ、日々の生計を立てるためには、自らの能力を開発するしかないのです」

ムヒト財務相は、投資阻害要因として、土地の不足を挙げた。

「土地不足の我が国では、大規模な投資プロジェクトのために土地を割くことは非常に困難です。我々はいくつかの輸出加工区を持っており、投資家のための小さな経済特区を導入しています」

「私達はしばしば問題に直面しますが、対話と議論を通じてそれらを解決することは、経済の最も重要なコンポーネントの一つであると信じています」

カテゴリ記事