H&M、バングラデシュでの今後の事業計画について明かす

H&M、バングラデシュでの今後の事業計画について明かす

スウェーデンの小売大手H&Mは、バングラデシュからのアパレルアイテムの作業指示書の増加に伴い、別の調達地を探している、と同社の幹部が明かした。

「H&Mは過去30年間、バングラデシュとの良好な関係を維持してきた。我々はバングラデシュにおける長期の事業計画を有しており、バングラデシュでの事業は継続していく」とドイツH&Mのサティスナビリティ・マネージャー、ヘンドリック・ホイエルマー氏は述べる。

ホイエルマー氏は3月4日、バングラデシュのジャーナリストの一行が彼のハンブルクのオフィスを訪問した際、彼の計画を披露した。

バングラデシュ製アパレル製品の最大の買い手H&Mは、近年、エチオピアやミャンマーなど、いくつかの新しい目的地から衣料品の調達を開始した。H&Mは今年、バングラデシュからの衣料品を約5億ドル分購入する予定だ。

「エチオピアとミャンマーは原則、ベーシックな衣服の生産拠点として活用する一方、バングラデシュでは欧米顧客向けの、ジャケットを始めとした付加価値のある衣料品の生産を開始する予定だ」と同氏は語る。

しかし、ホイエルマー氏は、バングラデシュで生産される衣料品の数量と価格については、コメントを差し控えた。

ドイツはバングラデシュにとって、アメリカに次ぐ第二のアパレル製品の輸出先だ。2014年から15年にかけて、4.38億ドル分の衣料品がドイツに出荷された。この数字は前年比で19.02%にのぼる。

H&Mは昨年、インドに一部大型小売店舗をオープンしたが、「バングラデシュで近い将来任意の小売店をオープンする計画はない」とホイエルマー氏は明かす。

H&Mは今年新たに、ニュージーランド、プエルトリコ及びキプロスのポテンシャルにも注目しており、この3ヶ国での店舗のオープンを計画している。

ホイエルマー氏は、「バングラデシュは衣料品の製造分野において競争力のある国だ」と述べている。

カテゴリ記事